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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ダビンチ(da Vinci)とはアメリカで開発された手術を支援するロボットです。 1999年からヨーロッパで医療機器として使用が正式に認可され、2000年にアメリカでも医療機器としての使用が認可されました。日本では2009年より医療機器として認可を受け、2012年4月より、前立腺癌に対する手術のみ、保険医療として認められています。 ロボットといっても、自発的な操作をするわけではありません。術者がダビンチを介して手術することにより、より鮮明な画像でより緻密な手術ができる特徴を有しています。 da Vinci surgical systemは、surgeon consoleと呼ばれる操作部とpatient consoleと呼ばれる腹腔内観察用3Dカメラと手術用鉗子の装置一式、助手と看護師のためのモニターとコンピュータ制御システムが収納されたvision cartの3つの部分から構成されます。 前立腺癌手術では、腹部に5か所の穴をあけ、そこから3Dカメラと手術用鉗子を挿入し、surgeon consoleに座った術者が3D画像を見ながら手術をすることになります。 米国では前立腺癌に対する手術に関して2008年末に80%以上、2012年末には98%がda Vinciを用いて行われています。2012年末の段階で米国で約1800台、ヨーロッパで約400台、アジアで190台が活躍しています。2012年末までに全世界で約160万件の手術に用いられてきましたが、安全性に関する大きな問題は起きていません。 全世界でここまで普及した理由は、安全性のみならず、ダビンチによるロボット手術は出血量を極端に抑え、術後の疼痛を軽減し、機能温存の向上や合併症リスクを大幅に回避できるなど、さまざまなメリットが評価されているからです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 手術の対象となる癌
ダビンチによるロボット手術を受けられない患者様
ダビンチによるロボット手術が難しい可能性のある患者様 消化管等に対する大きな開腹手術の既往があり、消化管の癒着が予想される患者様 (将来的には腹腔外でのロボット支援手術の技術が普及すれば、問題なくなる可能性もあります。) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 手術治療が放射線治療に比べて有利な点 (前立腺癌の手術のメリット) (1)鼠径ヘルニアを除き、晩期合併症が少ない。 (放射線性直腸炎を起こさない。) (2)併存する下部尿路閉 塞症状が消失する。 (3)前立腺全体を病理学的に検討することにより、正確な診断が可能となる。 (4)(入院治療となるが)治療期間が短い。 (5)術後のPSAの低下が急峻で、治療効果を早く実感できる。 (6)術後の再発時の治療のために放射線治療を残しておくことができる。 (7)被爆しない。 放射線治療が手術治療に比べて有利な点 (前立腺癌の放射線治療のメリット) (1)治療期間は長くかかるが、すべて通院で済ますことが可能。 (2)心疾患、脳血管性病変、および重篤な呼吸器疾患を有していても治療を受けることが可能。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 東京の城東地区では江戸川病院が初めて導入しました。 ・ 江戸川病院 ・ がん相談支援室(江戸川病院) ![]() 『da vinci surgical system』 ![]() ![]() ![]() |